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不眠症の原因・対策と自律神経の関係

人間には自律神経があり「休む神経」と「動く神経」のふたつがあります。

通常、夜は休む神経が強くなりなります。ですから夜は眠くなるのですが、不眠症の方は夜でも休む神経が強くならないのです。

不眠症の種類

不眠症の原因

えっ、眠っているのに不眠症なの?
朝から疲れている方、昼間いつでも眠れる方、夢をよく見る方などは、眠っているようで眠ってはいません。この場合、脳と身体の持続的な緊張から眠りが浅いか、もしくは眠っている時間が足りない(睡眠不足)下のどちらかか、または両方です。 詳しくは、不眠症チェックをご覧ください。

人間は、生きていれば体や脳に疲労物質というものがたまります。本来、それは眠っている間に休む神経が取り除いてくれるのですが、休む神経の働きが弱いと、疲労物質の多くが取り除けません。すると朝から疲れている状態になります。
また、昼間いつでもどこでも眠れるという方も不眠症の疑いがあります。眠りが浅い不眠症ゆえに睡眠が足りていません。そのためいつでもどこでも寝られるのですね。脳と体が睡眠を欲しがっている証拠です。決して神経が図太いわけではありません。
「夢をよく見る」という方も眠りが浅い可能性があります。通常、人間は睡眠時に浅い眠りと深い眠りを90分ごとに交互に繰り返しています(レム睡眠・ノンレム睡眠)この浅い眠りの時に夢を見ていると言われています。夢をよく見るという方は、浅い眠りの時間が多いということです。
特に怖い夢や追いかけられている夢、何かから逃げる夢などは、精神的ストレスが潜在的にあると思われます。

あと、夜寝ているのに昼間眠くなる方は「睡眠時無呼吸症候群」の場合もあります。いびきを良くかくという方は、一度専門の医師に相談されることをお勧めします。うつ病に似た症状が出ることもあります。

不眠症対策

ストレスで疲れた体を修復する睡眠 自律神経失調症やうつ病の一番の対策はぐっすり眠ることです。
しかし、自律神経失調症やうつ病になると、不眠症になる方が多くなかなか眠ることができません。
ですから、こういった方には不眠症対策として「寝る準備」が必要になってきます。

寝る準備

  1. 光に気を遣う
    まずは光に気を遣ってください。通常、昼間は動く神経(交感神経)が働いています。そしてその時間の光は無色透明です。昼間の太陽に光も無色透明です。すなわち、無色透明の光は動く神経を働かせる効果があります。
    さて、あなたの家の夜の光は何色でしょうか? 多くの方は蛍光灯を使っているため、無色透明に近い色の光だと思います。つまりそれは、昼間の光の色と一緒です。あなたの家は夜でも昼間になっているのです。
    これでは寝る準備はできません。
    蛍光灯のほかにテレビやパソコンなどのひかりがありますが、これはいろんな色を放っています。
    光はいくつもの色が混ざると無色透明になります。これでは眠れなくなって当たり前ですね。

    逆に、オレンジ色の光は休む神経(副交感神経)をはたらかせ、気分をリラックスさせる作用があるのです。たき火などの火は、何色でしょう? そうですこれもオレンジ色です。
    我々の遺伝子には「オレンジ色はリラックスする時間である」ということが深く刻まれているのです。

    ですから、不眠症の方は寝る2~3時間前からオレンジ色の光を発するに電球の光の中で過ごすことをお勧めします。もちろん、その時間からはテレビやパソコンはつけないようにします。

    「光」というには自律神経にとても影響するものです。それだけに光をうまく使うことで不眠症も改善されると思います。

  2. 日中に太陽の光を浴びると眠れる
    自律神経失調症やうつ病の方には、昼間の光もとても大事です。昼間に太陽の光を適切に浴びると、夜眠りやすくなります。太陽に光は目から入り、脳に現在が昼間だということを知らせ、目を覚まさせるのです。この時に脳の中の時限装置が働き始めるのです。
    太陽の光が目にに入ってから12~15時間後に、脳の中にメラトニンというホルモンが流れ出します。我々がぐっすり眠れるのはこのメラトニンというホルモンのおかげなんです。
    このメラトニンは昼間に太陽の光を浴びないと、夜になっても出にくくなってしまうのです。
    ガラス越しでは効果が薄いと言われており、不眠症の方は、昼休みの時間を利用して野外に出て太陽の光を浴びるようにしてみてはいかがでしょうか。日陰でも屋内よりはるかに効果的ですね。

  3. 日中の動く神経の働きを刺激しないようにする
    カフェインなどを摂らないようにすることです。また、昼間に興奮しすぎないようにするのも大切です。カフェインと摂らなくても、昼間興奮しすぎたら同じことになってしまいます。
    スポーツ観戦や格闘技観戦、ホラー映画やサスペンスなども見ないようにしてください。自律神経は自分と他人の区別がつかないため、他人のしていることを見ているだけで自分が興奮してしまうのです。興奮するような映画やスポーツを見ると、動く神経のスイッチが入り、休む神経が働かなくなってしまうのです。この状態では不眠症は改善しません。

睡眠の量について

不眠の方は眠れないだけでなく、眠りが浅い方がほとんどです。ですからたとえ6~7時間眠れたとしても、眠りが浅いため休む神経がたくさん働けていません。そのため疲労が取れなかったり、寝ても症状があまり改善されない場合が多いのです。
不眠症の方は眠りが浅いことをカバーする対策も行う事をお勧めします。
その対策とは、とにかくたくさん眠ることです。眠くなくなるまで眠るのです。仕事の日は難しいとは思いますが、休みの日などはたくさん眠ることをお勧めします。
眠りが浅いという事は、眠りの質がよくないということです。質がよくない場合は、量でカバーするしかありません。深い眠りの方が7時間ぐらいで回復できるところを、眠りの浅い方は12~13時間くらいかかることもあります。(人によって違いはあります)
深く眠ろうとしてもなかなか眠れないと思いますが、量を眠ろうとすれば、ウトウトと浅い眠りながら、少しは長く眠ることができると思います。
ただ、少し元気がある方は、休日の午後は少し体を動かすために散歩などをすることをお勧めします。




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